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法量(ほうりょう)は青森県の南東部を流れる奥入瀬川の上流にある地域である。江戸時代から明治時代にかけては法量村となり、明治中期に近隣の村と合併して「法奥沢村」、さらに昭和初期に「十和田村」となった〔。十和田村は十和田湖町を経て十和田市に合併し、いまの法量地区は「十和田市(大字)法量」となる。 ==地理== 青森県の東南部には二級河川の奥入瀬川が流れている。奥入瀬川の本流は十和田湖に発し、その代表的な支流のひとつ蔦川は八甲田山に発している。同じ八甲田山の南東斜面からは中里川が発し、さらに八甲田山の外輪から熊ノ沢川が発する。これらはいずれも東南方向へ流れて奥入瀬川に合流する。 法量地区は、奥入瀬川の左岸にあり、奥入瀬川、蔦川、熊ノ沢川に囲まれたエリアに相当する。地区の9割を占める山間部では、八甲田山を形成するピークのいくつかが法量地区に属しており、小岳(1478m)、硫黄岳(1360.4m)、高田大岳(1552m)の山頂のほか、主峰の大岳(1584.5m)の山頂直下までが法量地区となる。これらの裾野には谷地温泉がある。黒森(1022.7m)、土筆森(579.1)などの山間の高原部には放牧場が拓かれ、肉牛を中心とした畜産に利用されている〔。 奥入瀬川と蔦川の合流部より下流側では、奥入瀬川の両岸に谷底平野があり、その左岸が法量地区、右岸が奥瀬地区になる。この合流地点には焼山温泉があり、その左岸の斜面には十和田湖温泉スキー場がある。 法量地区の集落は主にこの谷底平野にあるほか、中里川、熊ノ沢川の中流にも形成されている。奥入瀬川に中里川が合流するあたりに法量地区の中心地があり、法量神社などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「法量 (十和田市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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